ビルバオに10日間住んでみた(スペイン・バスク地方)

ビルバオはスペイン北部バスク州ビスカヤ県の県都で、人口は約35万人。かつては鉄鋼業や造船業で栄えた工業都市だったが、1990年代の都市再開発により、フランク・ゲーリー設計のグッゲンハイム美術館を中心とした世界屈指の観光・文化都市へと変貌を遂げた。14世紀の面影を残す旧市街「カスコ・ビエホ」は、多くのバルがひしめく美食の街としても知られる。ノーマン・フォスター設計の地下鉄やサンティアゴ・カラトラバ設計の橋など、著名な建築家による作品が点在している。年間降水量は約1,100mmで、スペイン国内では比較的雨の多い都市のひとつ。気温は年間を通じて穏やかで、真夏でも最高気温が25℃前後にとどまる日が多い。

安田カイエ
この記事を書いた人:安田カイエ
トラベルライター、WEBクリエイター。主にヨーロッパで海外ノマドしています。
自分の忘備録、旅のしおり感覚で綴ります。

バルセロナからは飛行機で約1時間15分(ブエリング航空などのLCCが運航)。マドリードからも国内線で約1時間。空港から市内へはタクシーで約15分、またはバス(Bizkaibus)で約20〜30分で移動できる。市内は地下鉄やトラムなどの公共交通機関が非常に発達しているが、旧市街の主要エリアは歩行者専用道路となっており、一般車両の通行が制限されている区域が多い。

サンセバスチャンからビルバオに移動

サンセバスチャン出発の前日エアビーのホストに「明日、移動するのでバスターミナルまでのタクシーを予約してほしい」とメッセージを送っておいた。

しかし当日、ホストが車で送ってくれた。

スペインの郊外の景色に魅了された私は、サンセバスチャンからビルバオのバスを予約する際、追加料金を払って2階建てバスの最前列を予約した。

素晴らしい景色を堪能するため、どのように動画を撮影するかなどワクワクしてバスに乗った。

するとがっかり!フロントガラスはありえないくらい汚れており、前がほどんど見えない!

横の窓はきれいではあるが、せっかく追加料金を払って楽しみにしていたのにショックは大きい。

3カ月の旅の中で最もショックだった出来事だ。

エンタメサービスは充実していた。

ビルバオに到着

バスターミナルは近代的かつ都会的。

カフェメニューのラインナップも都会的。

タクシーでエアビーで予約したマンションに移動

食事を終え、バスターミナルのタクシー乗り場を探していたところ、非常口のような目立たない場所にそれを発見した。スタッフは不在で途方に暮れていたところ、ズボンのファスナーを上げながら笑顔で近づいてくる男性が現れた。その人がスタッフだった。

タクシーで10分ほど、高級リゾートマンションのような物件に到着。おそらく別荘として所有しているのを貸し出している。

女性が出迎えてくれて、設備を丁寧に英語で説明してくれた。最後に「Wi-fi…」と言いかけて止まった。その沈黙が後の部屋移動の伏線になる。

10日間、時々オーナー夫婦がくるがほとんど一人で邸宅を独占することが出来た。

料金:6,748円 x 9泊プラス清掃料金(6,513円)・Airbnbサービス料(11,287円)

バルコニーからはネルビオン川とグッゲンハイム美術館、その先の山脈が見渡せた。眺めとしては申し分ない。バルコニーには灰皿があり、なぜか鯉のぼりも置かれていた。説明は特になかった。
夜になると都会的な街のイルミネーションが楽しめるバルコニー。

バルコニーにある灰皿。

バルコニーに鯉のぼり。

お湯が出ない。10分ほど水道を出しっぱなしにしてもお湯にならないので、オーナーに連絡した。
どうやら壊れているのではなく、20分程度待たなければお湯にならないらしい。
このマンションは建物全体で一括してお湯を沸かし、各住戸へ配給するセントラル給湯方式と呼ばれているものらしい。、古い年代の集合住宅によくあることらしい。また時間帯によって給湯がオフになることも珍しくなく、夜間・深夜は水しか出ない物件もあるようなので、今後は「お湯が24時間使えるか」を事前に確認する事にする。

自室からの眺め。

2日ほど過ごしていたが、あまりにもWi-fiの接続が不安定なのでオーナーに聞いてみたところ、ルーターか何かが壊れているらしい。交渉して広い2bedの部屋に変更してもらった。

市内には旧市街(Casco Viejo)や新市街にカフェが充実しており、Wi-Fiを提供している店も多いため、宿のWi-Fiが不安定な場合はカフェワークを組み合わせる方が現実的。

スリッパとフェイスタオル、バスタオルが用意されていた。

元子供部屋のようで、学習机が備わっていた。なので広々と仕事が出来た。

ビルバオとサンセバスチャン、どちらを選ぶか

サンセバスチャンは観光客向けの整備が進んでいて価格も高め。ビルバオは地元住民の生活が色濃く残っており、バルの価格帯もやや低い傾向がある。長期滞在ならビルバオ、短期の観光ならサンセバスチャン、というのが費用対効果から見た一つの判断基準になる。

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