サンタンデールで飯を探す旅。食のない街に滞在した結果

スペイン北部のサンタンデールは王侯貴族の避暑地という華麗な歴史を持つ一方で外食の選択肢が極端に少なく日曜日はスーパーすら閉まるという過酷な環境かもしれない。東京より10度低い気温は快適だが窓の外ではキアシセグロカモメが毎朝騒音を撒き散らす。ガイドブックが絶賛する美しいビーチや現代アートの裏にある労働者のリアルな生活感や観光客向け価格の市場などニッチな視点からこの街の真の姿を浮き彫りにする。万人受けする無難な観光情報に飽きた旅行者や長期滞在を企むノマドに向けた生存戦略となるだろう。

安田カイエ
この記事を書いた人:安田カイエ
トラベルライター、WEBクリエイター。主にヨーロッパで海外ノマドしています。
自分の忘備録、旅のしおり感覚で綴ります。

サンタンデールでの食事事情

サンタンデールは飯屋が少なく、日曜は街ごと休む。観光ガイドが「食の宝庫」と呼ぶスペインで、まさかコンビニすら存在しない週末を経験することになるとは思っていなかった。朝食付きの宿を選んで本当に助かった。

カトリック系学生寮で頂く朝食

パン、フルーツ、チーズ、ヨーグルト、飲み物、甘いおやつ、ハムがそれぞれ数種ある。コーヒー以外はブッフェ形式となっている。

サンタンデール Santander
サンタンデール Santander

エスプレッソが無いようなので、いつもカフェオレをオーダー。右下はメロン。

サンタンデール Santander

食堂からの眺め。閑静な住宅街にあるため、静かに過ごせる。

サンタンデール Santander

右上の飲み物はアップルジュース。中央の赤いものはスモモ。

サンタンデール Santander

朝食スタッフに『Buenos días』と言われ、初めて『おはよう』のスペイン語を知ることになる。それまでは挨拶は全て『Hola』だと思っていた。

高級食材店「Diferente Sardinero」

サンタンデール Santander

少しだけテイクアウトのお惣菜が売っている高級スーパー。日本でいう成城石井。

スーパー『Supermercado Lupa』

滞在先の最寄りの庶民派スーパー。ビーチのすぐ側なので海パンで訪れる人も多数。日曜は休み。

サンタンデール Santander

どのスーパーにもミックスサラダが売っているので助かる。バラエティも多い。サラダだけは充実している。

サンタンデール Santander

スペインのポテトチップスはLay’sが多い。その中でもMEDITERRÁNEAS ARTESANAS(地中海風味?笑)は若干高めで一番美味しそうだったのでこの味ばかり食べていた。

サンタンデール Santander

日本でもよく見かけるBiscoff(ロータスクッキー)。安定の美味しさでどのスーパーでも置いてある。

バーガーキング

スペインではバーガーキングがマクドナルドの5倍以上の店舗数を持つ。スペインがバーガーキングのヨーロッパ初上陸国だったという歴史的経緯もあるが、現地では「キング」の称号が案外本物だった。

サンタンデール Santander

地元風カフェ

サンタンデール Santander
サンタンデール Santander

地元の有名カフェでオムレツを頂いた。

毎朝5時に起こしてくれる無料のアラーム、カモメ

キアシセグロカモメ(Larus michahellis)は早起きで鳴き声が大きく、遮音性ゼロの窓には無力だった。文句を言う前に、自室の窓から親子のカモメが屋根に集まる様子を観察できることに気づき、気づけば毎朝の習慣になっていた。

サンタンデール Santander
サンタンデール Santander
サンタンデール Santander

スペインの気温は東京のマイナス10°C感覚

風が爽やかに吹き街路樹も多いため、東京より体感温度が10℃低いのがスペインの特徴。そのため、気温が38℃に達しても、28℃の感覚で快適に過ごすことができ気軽に外出を楽しめる。

豪華な一日乗車券

一日券や複数日券を購入すれば、決められたルート上の任意のバス停で自由に乗り降りできる。
市内の主要な観光スポット10ヶ所を巡るルートを運行している。

サンタンデール Santander

この記事をSNSでシェア!