フニクラル周辺は生活感あふれるエリア
フニクラル・デル・リオ・デ・ラ・ピラ(Funicular del Río de la Pila:リオ・デ・ラ・ピラ昇降機)周辺は、かつては労働者階級の居住区であったという歴史的背景があり、現在も観光の中心地からは少し離れた、より地元の人々の生活感あふれるエリア。
観光客向けに整備されたエリアとは一線を画した、リアルなサンタンデールの姿が見れる。

Funicular del Río de la Pila(Río de la Pila フニキュラー/昇降機)は、街の高低差を解消する都市インフラとして設けられており、観光的にも見晴らしが良い場所として案内されることがある。



食品輸送用のトラック。


フニクラルの最上階からの眺め。


ゴミ箱こんなに必要???




下着屋のショーウィンドウ。

ボトル専用ゴミ箱。
街の美化とアートプロジェクト
非合法な落書きは、多くの都市で問題となっている。そこで、自治体がアーティストに合法的な壁面を提供することで、違法な落書きを減らす効果を狙うことがある。
サンタンデールでは、街の景観を向上させるために専門のアーティストに大規模な壁画制作を依頼するプロジェクトが行われている。これにより、古くなった建物の壁が美しいアート作品に生まれ変わり、街全体に活気が生まれる。これらの壁画は、地元住民の誇りとなり、また訪問者にとっては魅力的な見どころとなる。








サンタンデールの多様なショッピング体験
サンタンデール市街地のショッピングエリアは、コンパクトながら多彩で、地元の暮らしや文化が反映された独自の魅力がある。賑やかなショッピングストリートや昔ながらの市場、おしゃれなブティックや百貨店など、バラエティ豊か。



スペイン名物生ハムのお店では、生ハムを使ったサンドイッチ「ボカディージョ・デ・ハモン(bocadillo de jamón)」が売られている。生ハム専門店のボカディージョなら、確実に美味しいはず。

期間限定の青空古本市「Feria del Libro Viejo」。


カンタブリア地方の若手アーティストによる展覧会の告知看板。
タイトルは「¡AUDACES! ARTISTAS CÁNTABROS MENORES DE 30」(勇敢な者たち!30歳未満のカンタブリア出身アーティスト)。


スペイン代表チームのポスターに、日本の人気スターが!

ペレダ庭園のメリーゴーランド。

ペレダ庭園のベンチ。


ペレダ庭園のキオスク風売店。


果物屋のショーウィンドウ。

「サンティアゴ巡礼路」の道標。サンタンデールは、巡礼路の一つである「北の道(Camino del Norte)」のルート上にある。

サンタンデール出身で、この街の歴史や文化に深く貢献したパンチョ・オシオ (Pancho Cossío)」の彫像。彼の功績を称えて設置されたものだと思われるが、首から上というのは日本との感性の違いを感じてしまう。










海洋博物館『Museo Marítimo del Cantábrico』にて。
エステ市場向かいにあるベーカリーショップ『Panadería Gallofa&Co』



100均とドンキを足したような雑貨店



ほぼ同じものをダイソーで見かけたことがある。2.5€か…。
市街地の歴史的建造物

サンタンデール港にある旧漁業市場の建物「メルカド・デ・ペスカドーレス(Mercado de Pescadores)」。
現在は文化施設やレストランとして利用されていることが多い、歴史的な建造物。

中心部にある「パラシオ・デ・ラ・ペレダ(Palacio de La Pereda)」。19世紀末から20世紀初頭にかけて、地元の銀行家や貴族の邸宅として建てられた。特徴的な豪華な装飾と建築様式は、当時のサンタンデールの富と繁栄を象徴している。現在はサンタンデール銀行の関連施設。



サレジアン会学校・マリア・アウクシリアドーラ学院(Colegio María Auxiliadora/ Salesianos Santander)。
ゴシック様式を思わせる独特な建築は、この学校の象徴となっている。

サンタンデール市庁舎(Casa Consistorial)。
1910年に建てられ、折衷主義(Eclecticism)のスタイルが特徴で、新バロック様式や古典主義の要素が混じり合っている。左右対称のデザインや、細かな装飾が見どころ。
建物の中央には大きな時計があり、街のシンボルとなっている。

小さな教会「Parroquia Sfintii Apostoli Petru si Pavel」。

映画館『シネ・コロン(Cine Colón)』だった建物。

1918年に建築家のマルセリーノ・ガレゴ(Marcelino Gallegos)によって設計したカサ・デ・ロス・ボランテス(Casa de los Volantes)という建物。
市街地の名もなき美しき建物





