オビエドは、規模こそマドリードやバルセロナほどではないが、ショッピングエリアはかなり充実している。伝統的な店からハイセンスなセレクトショップまで、多様なショッピング体験を提供しており、観光だけでなく買い物目的でも楽しめる都市だと言える。
エル・フォンタン市場(Mercado El Fontán)
この市場は、街の旧市街の中心にある歴史的な市場で、アストゥリアス州の食文化や日常生活に触れることができる場所。かつてこの場所は泉(fontán)がある湿地帯だったが、16世紀に水が抜かれ、市場が形成された。現在の市場の建物は19世紀末に建てられた。




ストリートマーケット

夏の間や週末には、旧市街をはじめとする市内の様々な場所で、工芸品やお土産を売るストリートマーケットやイベントが頻繁に開かれる。

複数の屋台が並ぶ光景は、オビエドでは珍しいものではない。街の活気ある一面として、地元の人々や観光客に親しまれている。


お土産用として、スペインぽいカラフルな洋服屋が多い。

カゴバッグや個性的な柄のストール、うちわなども販売されている。
ショッピングモール「ロス・プラドス・ショッピング・モール(Los Prados Shopping Mall)」
スニーカーの底が想像以上に早くすり減ってしまったので、新しいものを買うことにした。品揃えが豊富だと思い、こちらショッピングモールに行ってみたのだが、残念ながらお目当てのスニーカーは見つからなかった。


お寿司屋さんのポスター。生き生きとしたネタの様子が伝わってきて、鮮度の良さを表現しているのだろう。

カフェにて。スペイン全土で広く飲まれているAmbarのビール。Ambarの醸造所はサラゴサにあるので、地ビールというわけではない。

リサイクルポスト。

バンクシー風ディプレイ。
ショッピングモール『Hipercor Salesas(ヒペルコル・サレサス)』
オビエド市中心部のショッピング街に位置し、商品が豊富でアクセスも良いため、非常に便利なショッピングモール。





生ハム用の原木からバナナまで何でも揃う店。

清潔感があり、ちょっとレトロなインテリアのセンスのいいバル。
商業複合施設『Gran Bulevar El Vasco(グラン・ブレバル・エル・バスコ)』
2022年にオープンしたばかりの商業複合施設。ショッピング、飲食、レジャー、文化、スポーツなど、多岐にわたるサービスを提供している。



上の階からの眺め。

シードルバーのショーウィンドウ。オープン前から行列ができている人気店。

スーパーマーケット「メルカドーナ(Mercadona)」の前にあるベンチ。
スペイン版ABC MART

スペイン版ABCマートのような格安スニーカーショップだが、品揃えはあまり良くない。売れ残りのサイズがほとんどなので、靴のサイズにこだわらない方や、珍しいサイズの靴を探している方にはおすすめ。

Fermín de Pas, tienda a granel(量り売りの店)


アストゥリアス州の郷土料理である煮込み料理「ポテ・アストゥリアーノ(POTE ASTURIANO)」の缶詰。
大手スーパーマーケットチェーン「メルカドーナ(Mercadona)」
スペイン最大のスーパーマーケットであるメルカドーナは、パエリア発祥の地として知られるバレンシアに本社を置く、スペイン最大のスーパーマーケットチェーン。スペイン全土に広く店舗を展開しており、地元の人々から絶大な人気を誇っている。
他のスーパーよりも圧倒的にお惣菜の種類が豊富で、長期滞在する際には非常に重宝する。
オビエドには5店舗ある。

「メルカドーナ(Mercadona)」のプライベートブランド「ハセンダード(Hacendado)」のチョコレートは、種類が豊富で手頃な価格でありながら高品質なことで知られ、地元の人々や観光客に人気がある。
私がいつも購入していたのは、カカオ含有量72%のダークチョコレートにオレンジピールの粒が入ったもの。