サン・フアン・デ・ガステルガチェ(San Juan de Gaztelugatxe)は、スペインのバスク地方にある、ビスケー湾に浮かぶ岩山の上の美しい礼拝堂とその景観のこと。世界的にも人気のファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7のロケ地(ドラゴングラス城)として使用されたことで、一躍有名になり、多くの観光客が訪れるようになった。
ビルバオ中心部からはバスで約40分ほどで、一般的に、観光客が増える夏の間(主に6月~9月頃)は、ビルバオ市内からガステルガチェ方面(近くの町であるバキオやベルメオを経由)へ行く直行バスや増便サービスが週末・祝日を中心に運行されることがある。

サン・フアン・デ・ガステルガチェは、公共交通機関だけでのアクセスがやや不便な場所に位置しているため、一般的にはレンタカーや現地ツアーの専用車の利用が推奨されている。
今回は、8月に行ったので1時間に1本程度出ていた。

鉄鋼やアルミニウムの製造工程で発生する有害な廃棄物(ダストやスラグ)を収集し、そこから亜鉛などの有用な金属を回収・リサイクルする施設の横を通過。



ビルバオのベッドタウン、ムンギア(Mungia)を通過。

小さな街でも素晴らしい壁画に出会える。

サン・フアン・デ・ガステルガチェに到着。ビーチではないが上半身裸の人がウロウロするほどリゾート間のある海岸。

サン・フアン・デ・ガステルガチェがビスカヤ県によって保護地域に指定されていることを示している。




ガステルガチェはビスケー湾に面した小さな岩島で、周囲は外洋に直接さらされている。波は一年を通して高く、天候が崩れると断崖に打ち付ける波音が絶えない。
こちらは最もフォトスポットとして推している場所からの眺め。

海に突き出した岩がちな小島(または半島)の頂上に、小さな礼拝堂(サン・フアン・デ・ガステルガチェ礼拝堂)が建っている。礼拝堂の起源は9世紀または10世紀に遡るとされているが、現在見られる建物は火災などで何度か再建された(現在のものは1980年に再建されたもの)。
なぜ、これほど不便で危険性もある場所に礼拝堂が建てられたのか。それは中世ヨーロッパに広く見られる、俗世から隔絶された場所ほど神に近いという考え方と深く関係している。荒れた海に囲まれた孤立した岩の上は、修行や祈りにふさわしい「境界の場所」だった。

散歩道はいくつかあるが、暑すぎるため歩いている人はほとんどいない。
大抵の人は最も長めのいい場所で撮影→(予約済の人は)礼拝堂→バルで食事で観光終了、というコース。

観光客が多い割には飲食店はほとんどないので、空いていそうなお店へ。

18世紀(1819年頃)に建てられた古い農家(バスク語で “Baserri”)を利用したレストランで、伝統的で趣のある佇まい。

庭やテラス席から ビスケー湾の海、そして サン・フアン・デ・ガステルガチェの絶景 を一望できる。


帰りはバスを乗り換えてビルバオ中心街へ。










