スペインは魅力にあふれていますが、残念ながら観光地ではスリや置き引きが多発しているのも事実です。しかし、適切な対策を知っていれば、被害に遭うリスクは大幅に下げられます。
貴重品・バッグ管理 (19項目)
- バッグは常に身体の前で持つ。
- リュックは必ず前抱きにする。
- 貴重品は分散して持ち歩く。
- 多額の現金は持ち歩かない。
- パスポートのコピーを持ち歩く。
- バッグはファスナー付きでしっかり閉める。
- バッグに鍵やカラビナをつける。
- 内ポケットを最大限活用する。
- マネーベルトの利用を検討する。
- 携帯はポケットに入れない。
- テーブルにスマホを置かない(カフェ等)。
- バッグを椅子にかけない。
- バッグは膝の上か足を通す(食事中)。
- 歩く際はバッグを車道と反対側に持つ。
- バッグのジッパーに手を添える(警戒サイン)。
- ブランド品や高価な装飾品は避ける。
- カメラも必要時以外はバッグにしまう。
- 人混みでは財布をすぐに取り出せる場所に置かない。
- 両替は銀行やホテルの正規の場所で行う。
行動・意識 (20項目)
- 常に周囲に気を配る(特に人混み)。
- 親切を装った人物に注意する。
- 見知らぬ人の署名・寄付には応じない。
- 警察官を名乗る人物に安易に財布を見せない。
- ケチャップスリに警戒(汚されたら立ち去る)。
- 道を尋ねられても荷物から目を離さない。
- 地図・スマホ操作時は立ち止まり、周囲を確認。
- 人通りの少ない裏道は避ける。
- 夜間は明るい大通りを選ぶ。
- 深夜の一人歩きは避ける。
- 泥酔した集団には近づかない。
- カジノや風俗街など治安の悪い場所は避ける。
- 観光客らしい無防備な態度をしない。
- 不審な人物、集団からは距離を取る。
- 直感を信じ、「おかしい」と感じたらすぐに離れる。
- タクシーは公式な乗り場かアプリで呼ぶ。
- レンタカー利用時は車上荒らしに注意。
- 荷物搬入・チェックイン時も置き引きに注意。
- エレベーターに不審者と2人きりなら乗らない。
- 目隠しスリ(新聞・地図)に注意。
万一の備えと連絡先 (10項目)
- 現地の緊急通報番号112を控える。
- 日本大使館・領事館の連絡先を控える。
- 旅行保険会社の緊急連絡先を控える。
- クレジットカード紛失時の連絡先を控える。
- 緊急連絡先をスマホと紙の両方で持つ。
- パスポート用写真(4.5×3.5cm)を1枚持参。
- 戸籍謄本または抄本のコピーを持参(再発行用)。
- 被害に遭ったらまず落ち着き、警察へ通報。
- 盗難時は必ずポリスレポートを作成する(保険請求に必要)。
- 万一の際は「たびレジ」の情報を確認する。