
トラベルライター、WEBクリエイター。主にヨーロッパで海外ノマドしています。
自分の忘備録、旅のしおり感覚で綴ります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ10日目。
ンティアゴはガリシア地方の海岸部からタコが運ばれてきた歴史があり、「タコの元祖の街」は実は隣町・メルデ(Melide)にある。チュロスは日本で言う横綱揚げとほぼ同じもので、5倍の大きさで真っ直ぐになったものがスペイン版。
タコの名物で有名だが、元祖は隣町メルデ(Melide)にある
サンティアゴ・デ・コンポステーラは内陸なのにタコが名物。実はガリシア地方全体で食べられ、巡礼者向けにサンティアゴでも広まっただけだ。元祖はメルデ(Melide)という隣町。
タコ料理の代表的なものは、「プルポ・ア・ラ・ガジェーガ(Pulpo a la gallega)」、日本語で「ガリシア風タコ」。
この料理は、茹でたタコを一口大に切って、じゃがいもと一緒に盛り付け、上からオリーブオイルとパプリカパウダー、岩塩を振りかけるという、非常にシンプルなもの。
地元の人々の間では、タコ料理を専門に扱う「プルペリア」と呼ばれる店もあり、そこでタパス(小皿料理)として、あるいはメイン料理として楽しむのが一般的。熱々のタコと、タコの風味が染み込んだホクホクのじゃがいもを、陶器の器に入った地元のワインと一緒に味わうのが、地元流の楽しみ方。

ガリシアで水揚げされるのは主にマダコ(Octopus vulgaris)で、大西洋のリアス式海岸が産地。日本でも同種が食べられているが、ガリシアのものは水温が低い環境で育つため身がやや硬めで旨みが強いとされる。プルポ・ア・ラ・ガジェーガ(ガリシア風タコ)は茹でたタコをその茹で汁ごと木の皿に盛るのが伝統的なスタイル。
チュロス専門店で食べたチュロスは、横綱揚げを5倍にして真っ直ぐにしたものだった

チュロス専門店でプレーンなチュロスとエスプレッソ。スペインのチュロスは小麦粉・水・塩のみで作るシンプルな揚げ菓子で、生地自体に甘みはない。日本に流入したチュロスは砂糖・シナモンがまぶされたアメリカ式のもので、スペインのオリジナルとは別物。スペインではchocolate con churros(チョコレートドリンクとチュロスのセット)が朝食として食べられるが、チョコレートなしでエスプレッソと合わせるのも一般的。
チュロスは甘いかと思いきや、全然違ったが同じ味のお菓子が日本にある。

↑コレとそっくり。コレを5倍拡大して真っすぐにしたのがスペインのチュロス。
ちなみにチュロスはスペイン発祥のお菓子で、チョコレートソースに浸して食べるのが定番の食べ方。
本日の寄り道

オララ・カンポス(Olalla Campos)というイラストレーターのブランド「Deica!」の商品。

レストランの看板。

タパス屋の看板。タパス(tapas)はスペイン全土で食べられる小皿料理だが、ガリシアでは同様の料理をピンチョス(pinchos)またはタパス・ガジェーガスと呼ぶ場合がある。ガリシアのタパスはエンパナーダ・ピミエントス・デ・パドロン・プルポが三大定番で、バルでビールと合わせるのが基本スタイル。

Vista Alegre公園のベンチは20世紀初頭に設置されたものが一部現存しており、鋳鉄製の脚部と木製の座面が組み合わさった様式はスペインの都市公園に広く普及した型式。木製部分は定期的に交換されるが鉄製部分は100年以上使い続けているものが多い。

Parque Fermín Bouza Brey e Alexandre Bóveda (Santiago de Compostela)公園のベンチ。

道端のベンチ。


名物のお菓子「タルタ・デ・サンティアゴ(Tarta de Santiago)」。タルタ・デ・サンティアゴの起源は中世に遡るとも言われるが、現在の形(アーモンドケーキ+粉砂糖の剣)が確立したのは19〜20世紀とされる。EUの地理的表示保護(IGP)を取得しており、ガリシア産アーモンドを使用することが条件のひとつ。切り分けて食べるホール型と個包装のミニサイズがあり、土産として持ち帰りやすいのは後者。
本日の夕食

餃子とビール。餃子は日本の餃子からニラを無くした感じの味。
スペインのレストランで提供される餃子は中国系の移民が経営する店か、アジアンフュージョン系が多い。ニラは「cebollino(細葱)」または「puerro(リーキ)」で代用されることがあり、味のプロファイルが日本の餃子から離れる場合がある。スペイン人は餃子を「empanadillas chinas(中国の小さなエンパナーダ)」として認識している傾向がある。





























