ポルトガル人気観光スポット50

ユーラシア大陸の最西端、ポルトガル。大航海時代を築いた歴史と、街を彩るアズレージョ(装飾タイル)の美しさが融合した国。リスボンのファド、ポルトの美食、シントラの世界遺産など、感動の詰まっ本当に「行く価値がある」人気スポット50選をご紹介します。

Contents

海を渡った偉業の象徴 歴史が息づく修道院

ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)

世界遺産に登録されるマヌエル様式の最高傑作。大航海時代の富を背景に建設され、ヴァスコ・ダ・ガマの偉業を讃える場所です。繊細な装飾が施された回廊や、荘厳な教会の内部は訪れる者を圧倒します。ポルトガルの歴史と繁栄を肌で感じたいなら、ここは外せません。リスボンのベレン地区に位置し、アクセスも良好です。

ポルトガル ジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)

リスボンの絶景を見下ろす 鮮やかな赤が特徴の塔

ベレンの塔(Torre de Belém)

テージョ川の河口に立つ、まるで水に浮かぶかのような美しい要塞。かつては防衛拠点であり、船の出航を見守る灯台でもありました。ゴシックとルネサンスの様式が融合した建築は、大航海時代を象徴する重要な建造物です。特に夕暮れ時は息をのむ美しさ。塔の上からは、リスボンの街並みと広大な川を一望できます。

ポルトガル ベレンの塔(Torre de Belém)

ポルトガルの「始まりの地」 大聖堂とリベイラ地区

ポルト大聖堂(Sé do Porto)

ポルトガルの起源を物語る歴史的な大聖堂。ロマネスク様式を基調としながらも、時代と共に様々な様式が加えられてきました。ここから見下ろすドウロ川とカラフルなリベイラ地区の景色は格別です。周辺の石畳の路地には活気があり、伝統的な建物と調和しています。歴史と街の雰囲気を同時に楽しむなら、必訪の場所です。

ポルトガル ポルト大聖堂(Sé do Porto)

宮殿と城が点在する 森と霧に包まれたロマンの街

シントラ(Sintra)

リスボン近郊にある、自然と歴史的建造物が一体となった世界遺産の街。まるで童話の世界のようなペナ宮殿や、ムーアの城跡など、様々な時代の建築様式が見られます。特に、緑豊かな山間部に立つ宮殿群は、ポルトガル王室の避暑地として愛された場所。非日常的な雰囲気を体験したい旅行者におすすめです。

ポルトガル シントラ(Sintra)

美しい青いタイル装飾 鉄道駅の壁面を飾る芸術

サン・ベント駅(Estação de São Bento)

ポルト市街の中心部にある主要な鉄道駅。単なる交通施設ではなく、ポルトガルを代表する芸術作品の一つです。駅のホールの壁一面には約2万枚ものアズレージョ(装飾タイル)が敷き詰められ、ポルトガルの歴史的な出来事や生活風景が描かれています。列車を利用しなくても、この壮大なアズレージョを見るためだけに訪れる価値があります。

ポルトガル サン・ベント駅(Estação de São Bento)

ユーラシア大陸の最西端 雄大な断崖で地球の果てを感じる

ロカ岬(Cabo da Roca)

ユーラシア大陸の最西端に位置する岬。140メートルに及ぶ断崖絶壁が広がり、「ここに地果て海始まる」という詩人カモンイスの言葉が刻まれた石碑があります。強風が吹き抜けるこの場所からは、雄大な大西洋の景色を展望できます。地理的な意義だけでなく、自然の力を体感できる特別なスポットです。

ポルトガル ロカ岬(Cabo da Roca)

鮮やかな色彩が山頂を彩る メルヘンチックな宮殿

ペナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)

シントラの山頂にそびえ立つ、赤と黄色の鮮やかな外観が特徴的な宮殿。ロマネスク、ゴシック、ルネサンスなど多様な建築様式が混在しており、ポルトガルロマン主義建築の傑作と称されます。広大な庭園と相まって、おとぎ話に出てくるような非日常的な雰囲気を楽しめます。

ポルトガル ペナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)

黄金の装飾に圧倒される ポルトのバロック様式教会

サン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)

ポルト歴史地区に立つ、質素な外観からは想像できないほど豪華絢爛な内装を持つ教会。内部の祭壇や柱は金箔で覆い尽くされ、「黄金の教会」とも呼ばれています。バロック様式の装飾技術の粋が凝らされており、ポルトガルの信仰と富の歴史を感じさせる圧巻の空間です。

壮麗なアズレージョに迎えられる 歴史を語る市場

リベイラ市場(Mercado da Ribeira)

リスボンのテージョ川沿いにある、歴史的な建物を利用した市場。半分は地元の人々が利用する伝統的な市場、もう半分はフードコート「タイムアウトマーケット」として賑わっています。新鮮な食材と、ポルトガルの人気シェフによるモダンな料理を同時に楽しむことができます。

活気あふれる石畳の路地 ポルトガル情緒が残る旧市街

アルファマ地区(Alfama)

リスボンで最も古く、1755年の大地震でも壊滅を免れた情緒豊かな地区。迷路のように入り組んだ石畳の坂道や狭い路地、カラフルな洗濯物が干された窓辺が特徴です。ファド(ポルトガル民謡)発祥の地としても知られ、夜には本場の歌声が響き渡ります。

贅沢な図書館を持つ世界遺産 ポルトガル最古の大学

コインブラ大学(Universidade de Coimbra)

ポルトガル最古の歴史を持つ大学で、世界遺産に登録されています。特に、バロック様式の豪華な装飾が施されたジョアニナ図書館は必見です。学生たちの伝統的な衣装や歴史的な建物の数々が、アカデミックで荘厳な雰囲気を作り出しています。

ポルトの街並みを一望できる 二層構造の鉄橋

ドン・ルイス1世橋(Ponte Dom Luís I)

ポルトとヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアを結ぶ、ドウロ川に架かる象徴的な鉄橋。エッフェルの弟子が設計したとされる二層構造が特徴で、上層はメトロと歩行者、下層は車両と歩行者が利用します。上層からの眺めは特に素晴らしく、リベイラ地区を一望できます。

巡礼地として栄えた信仰の拠点 荘厳な教会とアズレージョ

ブラガ大聖堂(Sé de Braga)

ポルトガル最古の大司教区の歴史を誇るブラガにある大聖堂。ロマネスク、ゴシック、バロックなど様々な様式が混在しており、その歴史の深さを物語っています。宗教的な重要性に加え、建築的な見どころも多く、厳粛な雰囲気に包まれます。

海の発見者たちを讃える テージョ川沿いの巨大モニュメント

発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)

リスボンのベレン地区、テージョ川沿いに立つ巨大な記念碑。大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子の没後500年を記念して建てられました。船の帆のような形をしており、ヴァスコ・ダ・ガマやマゼランなど、歴史上の偉人たちの像が並んでいます。

ポルトガル 発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)

地下のトンネルを巡る神秘 謎に包まれた宮殿の庭園

レガレイラ宮殿(Quinta da Regaleira)

シントラにあるロマンチックな宮殿と広大な庭園。特に有名なのが、深さ27メートルの「イニシエーションの井戸」と、それにつながる地下のトンネルです。フリーメイソンや錬金術の象徴が散りばめられており、探検気分を味わえる神秘的なスポットです。

美しい夕日とワインの香り ポルトガルワインの発祥地

ドウロ渓谷(Douro Valley)

ポルトガルのポートワインのブドウ畑が広がる、世界遺産に登録された渓谷地帯。段々畑が織りなす壮大な景観は息をのむ美しさです。ドウロ川をボートで巡るクルーズや、ワイナリーでの試飲体験を通じて、ポルトガルの美食文化の深さを感じられます。

贅沢な図書館を持つ世界遺産 ポルトガル最古の大学

ポルトガル国立宮殿/マフラ国立宮殿(Palácio Nacional de Mafra)

リスボン郊外のマフラにある、壮大で豪華なバロック様式の宮殿、修道院、教会の複合施設。かつてはポルトガル国王の居城として使われていました。特に、約3万冊の蔵書を持つ図書館は圧巻です。その規模と荘厳さから、「ポルトガルのヴェルサイユ」とも称されます。

骸骨が壁一面を飾る 命のはかなさを伝える礼拝堂

骨の礼拝堂(Capela dos Ossos, Évora)

世界遺産の街エヴォラにある、フランシスコ会修道院に併設された礼拝堂。約5千体分の人骨が壁や柱を装飾しています。入口には「私たちここにいる骨は、あなた方を待っている」という意味の言葉が刻まれ、生と死について考えさせる厳粛な場所です。

伝統的な木造船とセラー ポートワイン発祥の地

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(Vila Nova de Gaia)

ポルトの対岸に位置し、世界中のポートワイン会社が集まる地区。ドウロ川沿いには、ポートワインを熟成させるセラーが立ち並び、試飲や見学ができます。伝統的な木造船の「バロコ船」が係留されており、ポルトの街並みを眺める絶好の場所でもあります。

美食の街アヴェイロの運河 ポルトガルのベネチア

アヴェイロ(Aveiro)

ポルトガルの西海岸に位置し、「ポルトガルのベネチア」と呼ばれる美しい街。カラフルな装飾が施された伝統的なモリーセイロ船が運河を行き交う風景が特徴です。運河沿いを散策したり、地元の名物スイーツ「オヴォシュ・モーレシュ」を味わうのがおすすめです。

ポルトガル アヴェイロ(Aveiro)
Boat on Canal in Aveiro, Venice of Portugal,

1755年大地震からの復興 賑わいの中心地

コメルシオ広場(Praça do Comércio)

リスボンのテージョ川に面した壮大な広場で、かつては王宮があった場所。大地震後の復興の象徴であり、勝利のアーチ(凱旋門)を通じてアウグスタ通りへと続いています。広場の中央にはジョゼ1世の騎馬像が立ち、現在は観光客や市民の憩いの場となっています。

ポルトガル最古の城跡 イスラム時代の要塞

ムーアの城跡(Castelo dos Mouros)

シントラの山の上に残る、8世紀から9世紀にムーア人(イスラム教徒)によって築かれた要塞跡。石垣と塔が山の稜線に沿って続いており、城壁の上からはシントラの森とペナ宮殿、遠く大西洋まで見渡すことができます。歴史ロマンを感じる絶景スポットです。

世界で最も美しい書店 赤い階段が印象的な空間

レロ書店(Livraria Lello)

ポルトにある、ネオゴシック様式の美しい内装を持つ老舗書店。特に、曲線を描く赤い階段や天井のステンドグラスが有名で、「世界で最も美しい書店の一つ」と称されます。多くの観光客が訪れる人気のスポットで、入場にはチケットが必要です。

テージョ川を渡る巨大な橋 リスボンのランドマーク

4月25日橋(Ponte 25 de Abril)

リスボンのテージョ川に架かる、全長約2.3キロメートルの吊り橋。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジに似た赤色の巨大な橋で、リスボンのシンボルの一つです。橋のたもとには、キリストの像が立っており、美しい景観を作り出しています。

ファドが響く路地裏 ポルトガルの伝統を感じる街

バイロ・アルト(Bairro Alto)

リスボン中心部の丘の上に広がる、夜の賑わいが特徴的な地区。昼間は静かな住宅街ですが、夜になると多くのバーやレストランが営業し、活気に満ち溢れます。特に、路地裏から聞こえてくるファドの生演奏は、ポルトガル情緒を深く感じさせます。

ポルトガルの古都 エヴォラの歴史を象徴する神殿

ディアナ神殿(Templo de Diana, Évora)

エヴォラの旧市街中心部に残る、ローマ時代の神殿の遺跡。ポルトガル国内に残る古代ローマ時代の建造物の中で、最も保存状態が良いものの一つとされています。かつてはディアナ神に捧げられたと考えられており、エヴォラの歴史の深さを感じさせる重要なスポットです。

ポルトガル ディアナ神殿(Templo de Diana, Évora)

海岸沿いの美しい洞窟 群青色の海と岩壁の造形

ベナジル洞窟(Gruta de Benagil)

アルガルヴェ地方の海岸沿いにある、海食によってできた巨大な洞窟。天井に大きな穴が開いており、そこから差し込む光が洞窟内のビーチを照らす神秘的な光景が有名です。ボートやカヤックでのアクセスが一般的で、自然が作り出した芸術を間近で体験できます。

ポルトガル ベナジル洞窟(Gruta de Benagil)

世界で2番目に美しい街 ポルトガル第2の都市を歩く

ポルト歴史地区(Centro Histórico do Porto)

ポルトガルの商業の中心地として栄えた港湾都市ポルトの旧市街。世界遺産に登録されており、ドウロ川沿いのリベイラ地区や、サン・フランシスコ教会など歴史的建造物が密集しています。石畳の路地やバロック様式の建物が織りなす街並みは、歩くだけでポルトガル文化の深さを感じさせます。

美しいアズレージョの聖堂 ポルトを代表するバロック建築

アルマス聖堂(Capela das Almas)

ポルト市内の商店街に面した、外壁全体が青と白のアズレージョで覆われた美しい教会。約1万6千枚のタイルには、聖女の生涯やアッシジのフランチェスコの物語が描かれています。街中に突如現れるこの壮大なタイルアートは、ポルトを象徴する風景の一つであり、写真撮影スポットとしても人気です。

テージョ川の風景を一望 賑わうリスボンの中心地

ロシオ広場(Praça do Rossio)

リスボンの中心部にある、波打つような石畳が特徴の広場。正式名称はペドロ4世広場ですが、一般にはロシオ広場として知られています。周辺にはカフェや劇場が立ち並び、市民生活の中心地として常に賑わっています。広場の中央にはペドロ4世の像が立ち、歴史を感じさせます。

信仰の奇跡が起こった地 世界中から巡礼者が集まる

ファティマ(Fátima)

1917年に3人の子どもたちの前に聖母マリアが出現したとされる、カトリック教徒にとって最も重要な巡礼地の一つ。広大な敷地にはバシリカと聖母出現のチャペルがあり、世界中から多くの信者が集まります。厳粛で静謐な雰囲気に包まれたこの場所は、信仰の深さに触れる機会を提供します。

貴族の迎賓館として使用された 歴史的な宮殿

ボルサ宮(Palácio da Bolsa)

ポルトの旧市街にある、かつて証券取引所として使われていた歴史的な建物。ネオクラシック様式で、特にアラブの間は豪華な装飾が施され、異国情緒あふれる空間となっています。ポルトの商業的な歴史と、かつての栄華を今に伝える重要な建築物です。

18世紀の華麗な建築 ポルトガルバロックの傑作

クレリゴスの塔(Torre dos Clérigos)

ポルトのランドマークとして知られる、バロック様式の教会の鐘楼。高さ約76メートルあり、階段を上るとポルトの街並みを360度見渡すことができます。街のどこからでもその姿を確認できるため、ポルト観光の際に目印にもなります。

漁師町ナザレの絶壁 巨大な波が立つサーフィンの聖地

ナザレ(Nazaré)

大西洋に面した伝統的な漁師町。特に冬季には世界でも有数の巨大な波が押し寄せることで知られ、ビッグウェーブ・サーフィンの国際的なスポットとなっています。断崖絶壁の上にある展望台からは、町全体と波の迫力ある光景を一望できます。

ポルトガル最古の城跡 初代国王が誕生した地

ギマランイス城(Castelo de Guimarães)

ポルトガル王国の初代国王が誕生したとされる、ポルトガル建国の歴史にとって重要な城。10世紀に築かれた堅固な要塞で、中世の雰囲気が残されています。城壁の上からはギマランイスの街並みが見渡せ、ポルトガルの独立の歴史を肌で感じられる場所です。

ヨーロッパ最長の噴水がある 世界遺産の街

エヴォラ(Évora)

ローマ時代から中世、ルネサンス期に至るまでの様々な歴史的建造物が残る、世界遺産の街。骨の礼拝堂やディアナ神殿など、見どころが集中しています。旧市街全体が博物館のようで、ポルトガルの歴史を深く学ぶことができます。

世界遺産の修道院 ポルトガルの荘厳なゴシック建築

アルコバサ修道院(Mosteiro de Alcobaça)

ポルトガル中部に位置する、ゴシック様式の壮大な修道院。世界遺産に登録されており、ポルトガルの悲劇的な恋愛物語で知られるペドロ1世とイネス・デ・カストロの墓があります。シンプルな建築美と歴史的な背景が、訪れる人々に静かな感動を与えます。

漆喰の白壁と青いアズレージョ 統一された美しい街

オビドス(Óbidos)

城壁に囲まれた小さな可愛らしい街。白壁の家々と、窓辺を飾る花、そして青いアズレージョが特徴的です。かつてポルトガル王妃の領地だったことから「王妃の村」とも呼ばれ、中世の雰囲気がそのまま残されています。リキュール「ジンジーニャ」の産地としても有名です。

リスボンの丘を巡る黄色い路面電車 観光のシンボル

トラム28番(Elétrico 28)

リスボンの観光名所や旧市街の急な坂道を縫うように走る、レトロな黄色い路面電車。アルファマ地区やグラサ地区など、主要な見どころを結んでおり、乗車すること自体が観光体験となります。ポルトガルの日常的な風景と、歴史的な街並みの両方を楽しめます。

巨大なキリスト像 テージョ川の対岸からリスボンを見守る

キリスト王像(Cristo Rei)

リスボンのテージョ川対岸にある、巨大なキリスト像。ブラジルのコルコバードのキリスト像にインスピレーションを得て建設されました。台座の展望台からは、リスボン市街、テージョ川、4月25日橋を一望できる絶好のフォトスポットです。

リスボンの美しい新市街 エレベーターで展望台へ

サンタ・ジュスタのリフト(Elevador de Santa Justa)

リスボンのバイシャ地区とバイロ・アルト地区を結ぶ、高さ45メートルのエレベーター。エッフェルの弟子が設計したとされるネオゴシック様式の鉄骨構造が特徴です。現在は観光客が展望台へ上るための乗り物として利用されており、リスボンの街を見渡せます。

太陽が輝く南国の楽園 ヨーロッパ有数のビーチリゾート

アルガルヴェ海岸(Algarve)

ポルトガル最南端に位置する、美しい砂浜と断崖絶壁が続く海岸線。年間を通して温暖な気候で、ヨーロッパ中から多くの観光客が訪れるリゾート地です。特にラゴスやファロ周辺には、透明度の高い海とユニークな岩の造形が見られます。

マデイラ島の美しい庭園 熱帯の植物が集まる楽園

モンテ宮殿熱帯庭園(Monte Palace Tropical Garden)

マデイラ島のフンシャルにある広大な庭園。世界中の珍しい植物や、中国・日本の要素を取り入れた装飾品、湖、滝などが配置されています。ロープウェイでアクセスでき、美しい自然と人工的なアートが調和した空間を楽しめます。

巨大な岩壁と灯台 アルガルヴェ地方の絶景ポイント

ポンタ・ダ・ピエダーデ(Ponta da Piedade)

アルガルヴェ地方のラゴス近郊にある、オレンジ色の巨大な岩壁と透明な海が特徴の岬。洞窟やアーチ状の岩の造形は、ボートツアーやカヤックで間近に見学するのがおすすめです。特に夕日が岩肌を照らす時間帯は、息をのむ美しさです。

ポルトガル最古の城壁都市 豊かな歴史が残る古都

ギマランイス(Guimarães)

ポルトガル王国の発祥の地とされる、世界遺産の街。初代国王アフォンソ・エンリケスが誕生したギマランイス城や、歴史的な街並みがそのまま残る旧市街が魅力です。ポルトガルという国の起源に関心がある旅行者にとって重要な場所です。

海に面した要塞都市 マヌエル様式の修道院も

トマール(Tomar)

テンプル騎士団の拠点であったコンベンツォ・デ・クリスト(キリスト教修道院)がある世界遺産の街。ポルトガル中部の戦略的な要衝として栄えました。テンプル騎士団の歴史や、ポルトガル特有の建築様式マヌエル様式に興味がある人におすすめの場所です。

リスボンの旧市街を繋ぐ 上昇する路面ケーブルカー

グロリア線ケーブルカー(Elevador da Glória)

リスボンのレスタウラドーレス広場とバイロ・アルト地区を結ぶケーブルカー。急な坂を約3分で上り下りします。車体には鮮やかなグラフィティが描かれていることが多く、観光客に人気のフォトスポットです。リスボンの地形が生んだ特徴的な交通手段の一つです。

海洋生物と生態系を学ぶ ヨーロッパ最大の水族館

リスボン海洋水族館(Oceanário de Lisboa)

リスボンのパルケ・ダス・ナソンイス地区にある、ヨーロッパ最大級の規模を誇る水族館。中央に巨大な水槽があり、世界各地の海洋生物の生態系を観察できます。家族連れや海洋生物に興味がある旅行者にとって、教育的価値の高い施設です。

ゴシックとマヌエル様式が融合 華麗な装飾の修道院

バターリャ修道院(Mosteiro da Batalha)

ポルトガル中部に位置する、ゴシック様式を基調にマヌエル様式の影響が色濃い修道院。世界遺産に登録されており、カスティーリャ王国との戦いの勝利を記念して建設されました。未完のまま残された「未完の礼拝堂」の壮麗な装飾は見どころです。

かつては塩田で栄えた 伝統的な漁村と自然保護区

リオ・フォルモーザ自然公園(Parque Natural da Ria Formosa)

アルガルヴェ地方にある、湿地帯と砂丘が広がる広大な自然保護区。多様な野鳥が生息しており、バードウォッチングやボートツアーが楽しめます。干潟を利用した伝統的な塩田もあり、ポルトガルの自然と産業の歴史に触れることができます。

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